「自分を大切にしましょう」
きっと一度は、誰かに言われたことがある言葉だと思います。
でも、ふと考えてみると、
「自分を大切にするって、実際にはどういうことなんだろう?」
そんな疑問を感じることはありませんか?
好きなものを買うこと。
好きなことをすること。
ゆっくり休むこと。
嫌なことを無理に続けないこと。
もちろん、どれも自分を大切にするために必要なことです。
でも、それだけではありません。
私は、自分を大切にするということは、
「自分の内側で起きていることを、無視しないこと」
だと考えています。
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本当は、どう感じている?
たとえば、
「本当は嫌だった」
「本当は怖かった」
「本当は寂しかった」
「本当は助けてほしかった」
そんな気持ちが出てきたとき。
あなたは、その感情をちゃんと感じていますか?
それとも、
「こんなことで傷つく自分は弱い」
「もっと頑張らなきゃ」
「みんな我慢している」
「これくらい我慢しなきゃ」
と、自分の気持ちを押し込めていないでしょうか。
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自分を後回しにしてしまう理由
強いストレスや緊張が長く続くと、脳は「危険から自分を守ること」を優先するようになります。
その結果、
「嫌われないようにする」
「怒らせないようにする」
「失敗しないようにする」
「相手を優先する」
「迷惑をかけないようにする」
といった行動が、自分を守るための習慣として身についていくことがあります。
だから、
「自分を大切にしたいのに、いつも自分を後回しにしてしまう」
ということが起こる。
それは、あなたが弱いからではありません。
もしかすると、それはこれまでのあなたが、
生きていくために身につけてきた「守り方」
なのかもしれません。
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いきなり変わらなくてもいい
だから、無理に自分を変えなくても大丈夫です。
まずは、小さなところから始めてみてください。
「私は今、どう感じている?」
そうやって、自分に問いかけてみる。
嬉しい。
悲しい。
怖い。
寂しい。
腹が立つ。
疲れた。
本当は嫌だ。
どんな感情でも構いません。
大切なのは、
その感情を否定せずに、まず聴いてあげること。
「そんなことで怒るな」
「もっと前向きにならなきゃ」
「気にしすぎ」
と評価する前に、
「そう感じているんだね」
と、自分の気持ちを受け止めてあげる。
それだけでも、自分との関係は少しずつ変わっていきます。
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「ちゃんとする」より「本当はどうしたい?」
誰かの期待に応える前に。
誰かの機嫌を気にする前に。
「ちゃんとしなきゃ」と頑張る前に。
一度、自分に聞いてみてください。
「本当は、どうしたい?」
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
「わからない」
それも、立派な答えです。
長い間、自分の気持ちを後回しにしてきた人ほど、自分が何を望んでいるのか分からなくなることがあります。
だからこそ、焦らなくていい。
少しずつ、自分の声を聴く練習をしていけばいいのです。
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生きづらさをなくすために、別の誰かになる必要はない
生きづらさを感じていると、
「もっと強くならなきゃ」
「ポジティブにならなきゃ」
「自信を持たなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、本当に必要なのは、
今の自分を否定して、別の誰かになることではないのかもしれません。
むしろ、
これまで置き去りにしてきた自分を、
少しずつ迎えにいくこと。
「本当は悲しかったんだね」
「怖かったんだね」
「ずっと頑張ってきたんだね」
そうやって、自分の内側にいる自分と、もう一度つながっていく。
それが、
「自分を大切にする」ということなのだと思います。
もし今、
「自分の気持ちが分からない」
「いつも人を優先してしまう」
「頑張っているのに、なぜか苦しい」
そんな感覚があるのなら、
まずは今日一度だけ、
自分に問いかけてみてください。
「私は今、本当はどう感じている?」
答えを急がなくて大丈夫。
その小さな声に気づいてあげることから、
自分を大切にすることは始まります。
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あま世では、目の前にある症状や問題だけを見るのではなく、
「なぜ、今の自分はこんなにも苦しいのだろう?」
という、その人の内側にある声にも目を向けていきます。
心と身体は、切り離されたものではありません。
心の状態は、身体にも影響します。
だからこそ、身体を整えることと同時に、
自分の心の声に耳を傾けることも大切です。
あなたが、あなた自身を置き去りにしないために。
「自分を大切にする」ということを、もう一度、一緒に考えてみませんか。
あま世
— 苦しみのない世界へ —



