こんにちは。
奈良県香芝市の心と身体を整えるサロン「あま世」の久保忠之です。
今日は少し変わったテーマについてお話ししたいと思います。
それは、
「病気にありがとう」
という考え方です。
この言葉を聞いて、
「そんなこと思えるわけない」
「病気で苦しんでいるのに感謝なんてできない」
そう感じる方もいるかもしれません。
それは当然のことだと思います。

実は僕自身、過去にうつ病を経験しました。
身体が思うように動かない。
気力が湧かない。
将来への不安ばかりが頭をよぎる。
そんな日々を過ごしたことがあります。
だからこそ、病気や心身の不調がどれほど辛いものか、少しは理解しているつもりです。
しかし今振り返ると、あの経験は私にとって大切な意味を持っていました。
病気は「異常」ではなく身体からのサイン
私たちは病気になると、
「早く治さなければ」
「病気と闘わなければ」
と思いがちです。
もちろん治療は大切ですし、医療の力を借りることも必要です。
ただ、病気を単なる敵として見るだけではなく、
「身体は何を伝えようとしているのだろう?」
という視点を持つことも大切ではないでしょうか。
病気は、
・今の生活に無理がある
・心が疲れている
・休息が必要
・生き方を見直す時期
そんなメッセージを身体が送ってくれている場合があります。
身体は常に私たちを守ろうとしています。
だからこそ、不調という形で知らせてくれているのかもしれません。
「病気と闘う」より「身体の声を聴く」
時々、「病気と闘っています」という言葉を耳にします。
もちろん前向きな意味で使われる言葉です。
しかし別の見方をすると、病気と闘うことは自分自身の身体と闘うことでもあります。
病気は身体の一部で起きている現象です。

そのため、敵として排除しようとするだけではなく、
「なぜ今この症状が現れているのか」
に目を向けることも大切です。
心と身体は深くつながっています。
身体の症状の背景に、ストレスや我慢、無理な頑張りが隠れていることも少なくありません。
病気が教えてくれる大切なこと
病気になることで初めて気づくことがあります。
家族の優しさ。
当たり前だった健康のありがたさ。
忙しさの中で忘れていた本当に大切なもの。
病気は決して歓迎したい出来事ではありません。
しかし人生を振り返った時、
「あの経験があったから今がある」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身もそうでした。
病気によって立ち止まったからこそ、自分自身と向き合う時間を持つことができました。
病気にならないために大切な「自然の法則」
私が健康のために大切だと感じていることがあります。
それは、
自然の法則に逆らわないこと
です。
例えば、
・眠いのに無理をする
・疲れているのに頑張り続ける
・お腹が空いていないのに食べる
・悲しいのに感情を押し込める
・休みたいのに休まない
こうした小さな無理の積み重ねが、心や身体のバランスを崩していきます。
自然界を見れば、
木は冬になると休み、
花は季節が来れば咲き、
夜になれば生き物は眠ります。
自然は決して無理をしません。
私たち人間も自然の一部です。
だからこそ、
疲れたら休む。
眠たければ眠る。
悲しい時は泣く。
苦しい時は助けを求める。
そんな当たり前のことが、実は健康への近道なのかもしれません。
病気は人生を見直すきっかけになる病気は敵ではありません。
身体からの大切なメッセージです。
もちろん症状を改善するための治療やケアは必要です。
その上で、
「身体は何を伝えようとしているのだろう?」
という視点を持つことで、新しい気づきが生まれることがあります。
もし今、身体や心に不調を感じているなら、症状だけを見るのではなく、自分自身の生き方や心の状態にも目を向けてみてください。
そこには、これからの人生をより良くするためのヒントが隠れているかもしれません。

まとめ
病気は辛いものです。
だからこそ無理に感謝する必要はありません。
しかし、病気を通して身体が伝えてくれているメッセージに耳を傾けることで、人生が大きく変わることがあります。
「病気にありがとう」
その言葉の本当の意味は、病気を肯定することではなく、身体が教えてくれた大切な気づきに感謝することなのかもしれません。
あなたは最近、自分の身体の声を聴いていますか?
ぜひ一度、ご自身の心と身体に優しく問いかけてみてください。

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